岩手県 宮古湾

青森県八戸市から岩手県沿岸を縦断し、宮城県気仙沼市に至るエリアは「三陸ジオパーク」と呼ばれ、日本ジオパークに認定されています。宮古市は、そのほぼ真ん中にあり、「本州最東端のまち」を掲げる三陸海岸を代表する都市の一つです。ジオ（地球）に関わるさまざまな自然遺産や美しい景観を眺めながらクルージングを楽しむことができます。

世界三大漁場の一つ、三陸沖の豊かな漁業資源に恵まれ、四季を通じてフィッシングを楽しむことができます。特に宮古市海岸沿いはリアス式海岸というロックフィッシュには最高のロケーション。中でも「アイナメ」は三陸海岸では最もポピュラーなロックフィッシュで、 フッキングすると首を振りながら暴れるため、釣人の間では「アイナメの首振りダンス」と呼ばれています。秋口には50cm級の大型も夢ではありません。

三陸復興国立公園の中心をなす浄土ヶ浜は、白い岩肌、緑の松、群青の海とのコントラストが美しい宮古の代表的な景勝地です。約300年前にこの地の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。さっぱ船に乗り換えれば湾内を一周でき、青の洞窟やその岩肌を間近で見ることもできます。