広島県 芸予諸島

瀬戸内海西方、広島県と愛媛県との間に、広がる多数の島々から成る｢芸予諸島｣。村上海賊は、この地を渡る船の安全や、人々の穏やかな暮らし、そして何よりもこの美しい瀬戸内海の風景を守ってきました。単なる海賊に止まらず、軍事、海運で活躍したことにより今では「村上水軍」の名が定着しています。また、この地域は温暖小雨な気候から柑橘類の栽培が盛んで、ジュースやはっさく大福など様々な郷土土産にもなっています。

この芸予諸島を橋で結ぶサイクリングコースを持つ「しまなみ海道」は全長約70km（片道）。「サイクリストの聖地」とも呼ばれ、世界中から多くのサイクリストが集まります。美しい風景とともに、島ごとの歴史や文化をのんびりと感じながら、島巡りができます。海からは、その「しまなみ海道」を下から眺めながら、島の間を縫うようにウェーブランナーで島巡りを楽しむことができます。
自分で見つけたプライベートビーチに上陸して、コーヒーブレイク。いつもと違った味わい間違いなしです。ランチタイムには、佐木島の桟橋に係留してBBQで地元の食材に舌鼓を打つ。帰路は、岩子島厳島神社の大鳥居を見物。大潮の満潮時には海上にそびえ建ち、見る者を魅了します。