三崎港「うらり」係留＆地魚三昧ランチクルーズ（神奈川県）

マリーナから三崎港を目指し三浦半島を南下すること約30分。城ヶ島と三浦半島の間を進み、北側に見えてくるのが「うらり」の建物。

ビジター桟橋は全体で100メートル程度もあるが、夏場などは、多数のボートが利用するので、事前に空き状況を確認しておくのが無難。桟橋に係留すると管理事務所の方が直ぐに集金に来る。2時間程度の係留であれば、2,000円で安心して係留できるので、プレジャーボートにとっては、昼食や三崎の町並み探索も可能。

うらりの中はご存じの「マグロ」を始め、海産物のお店がずらりと並んでいる。この中でも食事をとれるが、今回は、「通」の昼食場所をご紹介。

三崎ではあまりにも有名になった「マグロのカマ」料理。数ある料理屋さんの中でも超有名なのは港の直ぐ北側にある「三崎館本店」。昼食時には観光客で一杯なため、三崎館で昼食、と考えるならば、事前の予約が必須。

今回のお勧めコースは三崎港の北東方向に入っていったところの「まるいち」さん。ここは、ご覧の通りの普通の「魚屋」さん。舌の肥えた地元の方が魚を買いに来るお店なので、魚の鮮度も品揃えも良く、しかも値段もお手ごろとくれば文句なし！！

実はここからが「通」の昼食。魚屋さんの2件隣に、まるいちさんの経営の食堂があり、魚屋で選んだ魚をそのまま調理して食べさせてくれる。この日は「カマス」を選んで塩焼きにしてもらったが、この大きさで700円は「安い！！」

三崎と言えば「マグロ」。やはり、マグロ丼も外せない。マグロを厚切りにして、ご飯が見えない位のボリュームたっぷりで「美味」に舌鼓！！

お腹が一杯になったら、油壷に立ち寄るのがお勧め。鏡のように静穏な水面に浮かぶセールクルーザーの姿は幻想的。数ある入り江の中でも、ここほどヨットの高貴なイメージを感じられる場所は 見当たらないだろう。

油壷の中には、桟橋付きの別荘も多数存在する。いつかはこんな別荘に住んで見たいな、と思わずにはいられない。

湘南サニーサイドに帰港して帰路につく時に絶対にチェックしておきたいのが相模湾の夕日。天気の良い日には富士山も見えるので、是非とも夕日の感動を味わってお帰りしていただきたい。