【船長の心得】安全にご利用いただくために
シースタイルを安全にご利用いただくために、必ずお読みください
船長の心得
ボートに乗る前は必ず計画を立てよう
ご利用の前には、当日予想される航行区域の海図を眺めておきましょう。もちろん事前に調べておくことで楽しさが倍になることもありますし、準備があるのとないのとでは、いざというときに差が出ますよ。
発航前点検を必ず実施しよう
クラブ艇はホームマリーナで万全を期してメンテナンスをしていますが、船長責任としても、出航する前の艇体確認、エンジンなどの機関確認は必ず行いましょう。パイロットウォーターの確認といった基本的なことから、燃料の確認、ステアリングと船外機がきちんと連動しているか?アンカーなどの法定備品も必ず確認しましょう。分からない場合は面倒でもホームマリーナのスタッフにチェックポイントを教えてもらいましょう。
ゲストを大切に
まずはライフジャケットの着用を徹底しましょう。
急発進や急減速はゲストの落下の危険に直結しますので控えてください。
また、釣りの際の他船の曳き波など、常に周囲に気を配ってください。
マリーナへの連絡手段を確保しよう
ボートで海を走っていたら、突然濃霧で航路が分からなくなってしまった? もちろん十分に注意を払えば前もって気づくのですが、それには経験と知識が必要となります。でも経験や知識がなくても、マリーナとの連絡手段が確保できれば心配することはありません。なにかのトラブルや分からないこと、心配なことがあったら気兼ねなくマリーナに連絡をして指示を仰ぎましょう。いざと言う時のために携帯電話は、満充電にしておき、防水パックを用意しておくといいでしょう。
シースタイルを安全にご利用いただくために
誰もがシースタイルをより安全にご利用いただくため会員の皆様に、以下のお願いをしております。
従わない場合は、行政処分の対象になりますので、十分ご注意ください。
乗船者全員のライフジャケット着用義務
シースタイルでは、乗船者全員のライフジャケット着用を義務付けしています。
乗船中は船長・同乗者全員が常時着用している事を確認してください。
単独でのシースタイルご利用時の注意点※単独とは大人1名利用及び大人1名+16歳以下のお子様の場合
【通信手段の確保】
乗船中は常時通信手段を確保できるようにしてください。
特に、お一人でのご利用に際しては、万が一の落水に備え、防水ケース等に携帯電話を入れて常時身につけておくなど、常時通信可能な状態で乗船してください。
※ご参考 携帯電話以外に下記の様な装備もあります。
PLB (Personal Locator Beacon)
万が一船長自身が落水した場合に、落水者の位置を海上保安庁に通報できるPLBという装置もあります。
お一人でのご利用が多い会員様は携行をご検討ください。
エンジンストップスイッチ・カールコードの接続厳守
クラブ艇に乗船する場合には、万が一の船長の落水事故に備え、カールコードをライフジャケット等、船長の体と連結させておくことを厳守ください。
トーイング時の注意事項
トーイング(ウェイクボード・ウェイクサーフィン等)を行う場合には、常時トーイングを行っている人を監視できる見張り要員を配置してください。
トーイングを行う場合には、2名様の乗船では見張りが困難なため、3名様以上でのご利用をお願い致します。
また、トーイングロープのプロペラ巻き込みやスポーツボート・ウェーブランナーのインテークへの吸い込み事故も多く発生しています。
ロープの巻き込み事故回避に対しても細心の注意を払いましょう。
免許所持者以外の操船の禁止
シースタイルでは会員以外の操船を認めていません。
なお、会員資格を有しない者にボート等を操縦させたり、運営会社が指定し加盟マリーナにて実施する講習(「ホームマリーナガイダンス」及びホームマリーナが義務付けている「安全レクチャー」等)を受講せずに操縦したことにより、運営会社、加盟マリーナまたはその他の第三者に対して損害を与えた場合には、保険の適用対象外となります。
免責額その他の保険金により填補されない損害については、会員の負担とします。
黒球の掲揚
海域によっては、釣りなどアンカリング時には海上衝突予防法により黒球の掲揚が義務付けられています。
飲酒操船の禁止
車と同様、ボートもドライバーの飲酒は認められていません。
危険操縦の禁止
ジグザグ走行などの危険走行は禁止されています。
乗船定員の厳守
各クラブ艇に定められた定員を超えての乗船は出来ません。
発航前点検
艇体・エンジン・法定備品などは必ず発航前に点検してください。
見張りの実施
常に船の周囲に注意しながら航行してください。
安全航行のためのワンポイントチェック
1. 楽しい一日は、船長の思いやり操船で !
スロットルの操作は優しく、発進 ・ 停止・ 後進 ・ 旋回 ・ 加速 ・ 減速時は、ゲストへの声掛けで転倒などの事故を未然に防ぎましょう。
2. 危険箇所は、マリーナスタッフに確認 !
危険水域などに不安がある時はマリーナのスタッフに確認しましょう。
3. 事故の中で最も多い事例「座礁(乗揚げ)」を防ぐために !
うっかりプロペラを傷つけ、残念な気持ちになる前に、魚探で水深のチェックを忘れずに行いましょう。急激な水深の変化があった場合は、まず航行のスピードを十分に落としてから水深を確認してください。魚探の見方に不安がある方は、出航前にマリーナスタッフに確認してください。
航行支援アプリ「JM-Safety」
ご利用の制限について
以下についての違反があった場合、会員資格の一時停止または除名を行う場合がありますので、予めご了承ください。
- 公序良俗に反するご利用および営利を目的としたご利用についてはお断り申し上げます。
- 入れ墨・タトゥー(ファッションタトゥーを含みます)の露出はお断りさせて頂きます。マリーナ等他のお客様がいる場所では、入れ墨・タトゥーの露出がない服装をお願いいたします。
- 暴力団および暴力団等の反社会的団体の構成員ならびにその関係者の方のご利用はお断りいたします。
- 商用・営利目的でのボート等の利用はお断りいたします。
- 同伴者、同乗者の方につきましても前三項は同様といたします。
- 上記のほか、各ホームマリーナで定める利用規約に違反した場合、当該マリーナは、そのマリーナでのご利用を制限または停止させていただく場合がありますので、ご注意ください。
- ご予約される前にご利用予定のホームマリーナ利用規約を必ずご確認下さい。