滋賀県 高島市 お花見クルージング

「日本のさくら名所100選」にも選ばれている海津大崎の桜。樹齢80年を超える老桜から次世代へ引き継ぐ若木まで約800本の華麗なソメイヨシノが琵琶湖岸約4kmにわたり続きます。海津大崎は、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地で、琵琶湖随一の岩礁と、湖の碧、遠くに望む竹生島、その景色の絶妙なコントラストは何度見ても美しく、毎年多くの花見客で賑わいます。数多くの人々に歌い繋がれてきた「琵琶湖周航の歌」を口ずさみながら、オープンボートで桜吹雪の舞う中を進み、とびきりの風情を味わう。花を愛で、美しさや風流に浸っていても・・・「花より団子」、小腹が空いたら船上でおやつタイム。桜の下でいただく団子は格別の味がします。

滋賀県高島市は、琵琶湖の北西部に位置し、古来より京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として、街道や大津方面への湖上交通の拠点である港町や宿場町として栄えてきました。平成27年には「琵琶湖とその水辺景観」が日本遺産に認定、高島では3ヶ所が文化的景観として、白鬚神社やシコブチ信仰が構成遺産として選ばれています。その他、北端の町「マキノ」には今も湖畔に昔の面影を残す石積みが残り、約2.4kmに約500本が並ぶメタセコイア並木は、四季折々に見せる美しい景観が訪れる人々を魅了しています。また、醤油、酢、味噌などの発酵食品を始め、地酒や近江牛、鮒寿司、鯖寿司、琵琶湖産の魚の佃煮などグルメ・お土産品にあふれています。鶏肉をタレにまぶした味付けかしわを「とんちゃん」と呼び、今では、高島のご当地グルメの代表格です。アフターボーティングに湖畔のBBQには欠かせない一品です。