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ヤマハマリンクラブ・シースタイル

【その16】華やかな真鯛の塩釜焼

釣果を分かち合い、振る舞える真鯛の塩釜焼。思いのほか簡単に作れますのでご紹介します。

釣果を分かち合い、振る舞える真鯛の塩釜焼。思いのほか簡単に作れますのでご紹介します。 会報誌See Sea Style vol.41 [2025.10] 掲載 <文・写真:お魚かたりべ 山嵜清張>

まだまだ陽射しは強く続いていますが、朝夕そよぐ海風に本格的な秋の到来を感じさせます。
旬を迎える魚が多い季節、中でも紅葉鯛と呼ばれる、赤い体色をより深く輝かせたマダイを想い描くと、「海へ出たい」と心逸ることでしょう。タイは立派な魚であり、誰もが喜ぶ華やかさを持ち合わせるが故、釣果の喜びは分かち合いたく、塩釜焼で振る舞ってみるのはいかがでしょう。

塩釜焼で振る舞ってみるのはいかがでしょう。

乾杯のかけ声、鏡割りのように、またはケーキの蝋燭の火を吹き消すかのごとく、塩釜を叩き、焼きたての香りとともに現れる上品な紅いマダイの姿を拝むと、盛り上がること間違いありません。思いのほか簡単に作れますのでお勧めします。
タイは左頭の向きに位置した時、見える範囲に包丁跡が残らないよう注意して、ウロコ、エラ、内臓を外し、ハブラシ等で血合いやエラを外した後など丁寧に洗い流し、体表の水気、ヌメリを拭き取っておきます。

立派な塩釜を、と逸る気を抑え800g程度までのサイズで調理してみましょう。

大きすぎるマダイの場合、尾まで塩に包むと、家庭用オーブンレンジでは調理板に斜めに位置してもオーバーサイズ。尾を切ってしまってはありがたみが薄れ、尾が見えてしまうのも気恥ずかしく思えます。塩700gに卵白2個を使い(塩350g:卵白1個の割合)塩釜の素を混ぜ合わせ、クッキングシートに塩を広げ、水で戻した昆布を敷き、次にタイ、更に昆布でタイが直接塩に触れないように包み被せたうえで、昆布が見えないように塩で蓋い形作ります。塩は1/4程度を敷くと、上から蓋う分量が不足しないでしょう。

塩釜が形成できれば、スパチュラかスプーンの柄側を使い、少し絵心を。メッセージを書いてみても楽しめることでしょう。あとは200℃に予熱したオーブンで50分焼き、塩釜がキツネ色になればでき上がりです。
オーブンのメーカー、機種により温度、時間は差が出ますので、ご自分の好みの色合いを優先してください。塩釜焼は塩の中で蒸しあげる料理ですので、もちろんタイ以外の魚でも可能です。ただし焼き置くと、下半身の塩味が強くなりますのでご注意を。

人が集まる機会こそ、タイの塩釜焼きは外せません。塩釜を割る前に、記念写真もお忘れなく。

塩釜焼の手順

【一】
姿・色合い・味・華やかさを演出できるマダイ
【二】
魚のサイズは大きすぎないこと。鮮度が良すぎると身割れすることも。あえて冷凍し、解凍後に焼くのが見た目の良さを上げるポイント
【三】
塩で蓋い包む(塩が足らず、追加で卵白を混ぜ作り足しても、その部分は色合いが変わってしまう)
【四】
焼き上がり
【五】
塩釜からマダイが姿を見せる鏡割りは盛り上がる。木槌がなければすりこぎやめん棒で。強く叩くと中の魚も崩れるので、叩く前に声掛けを
【六】
できあがり

料理例

遊びごころいろいろ

料理教室にて。絵心、メッセージは十人十色。お好きにどうぞ

参考までに

塩を均等に蓋わなかったためにできた割れ
大きすぎて蓋えなかった尾。見た目が悪い

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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