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第16回 アカハタ

第16回目はアカハタです。名のとおりの赤いハタで、昨今はロックフィッシュゲームの代表ターゲットとして人気が高く、美味しい魚として知られています。

第16回目はアカハタです。名のとおりの赤いハタで、昨今はロックフィッシュゲームの代表ターゲットとして人気が高く、美味しい魚として知られています。 会報誌See Sea Style vol.35 [2022.10] 掲載 <構成/文:小野信昭>

魚について

アカハタはこんな魚

スズキ目ハタ科に分類されるハタの仲間は50種以上あり、判別しづらいのですが、今回紹介するアカハタに関していえば体色が赤っぽいので一目瞭然。背ビレの縁が黒もしくは暗めの色となっているのが最大の特徴です。

生息場所とポイントの選定

アカハタは水深5~50メートルの岩礁やストラクチャー(障害物)周りに分布し、付近に生息する小魚や甲殻類を捕食します。以前は比較的暖かな水温の場所でしか釣れなかったのですが、近年の水温上昇によって生息場所が多くなり、各地で狙えるようになりました。

ボートコントロール

アカハタをはじめ根魚類全般にいえることですが、青物などの回遊魚と違って速いスピードで泳ぐことのない回遊しない根魚類を狙う時は、ボートが流れる速さを時速1ノット以下(人間が歩く速さの約半分)となるようコントロールしなければなりません。流し方としては風と潮に任せるドテラ流しを基本とし、速く流れてしまう時にはシーアンカーを使ってブレーキ効果で減速するといいでしょう(説明図参照)。

ボートコントロール図解

釣り方

ボートからアカハタを狙うには様々な釣法がありますが、今回はメタルジグとソフトルアーの2パターンについて紹介します。メタルジグの場合は10メートルほどキャストし、ジグが着底したらリールのハンドル4分の1回転につき1回、竿先を50センチほどシャクリ上げるロッドアクションを行ないます。ソフトルアーの場合には20メートルほどキャストし、ルアーが着底したらリールのハンドルを1秒間に1回転させるペースで巻き上げます。どちらの釣法も海底から5メートルの高さまで探り、アタリがなければ再び着底させ、繰り返します。アタリは明確なので、ロッドを立てることでフッキングをより確実なものとし、一定のペースで巻き上げ、タモ網にて慎重に取り込みます。

タックルと仕掛け

タックルと仕掛け

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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