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第15回 メバル

第15回目は、大きな目が張り出して見えることから「眼張」と呼ばれるようになったメバルです。

第15回目は、大きな目が張り出して見えることから「眼張」と呼ばれるようになったメバルです。 会報誌See Sea Style vol.34 [2022.03] 掲載 <構成/文:小野信昭>

魚について

メバルはこんな魚

メバルには多くの種類が存在しますが、ここで紹介するものは沿岸部の浅場に生息する標準和名アカメバル、クロメバル、シロメバルの3種が対象となります。

生息場所とポイントの選定

メバルは水深1~20メートルの岩礁やゴロタ石、海藻など身を隠すことのできる場所に生息し、エビやカニなどの甲殻類や小魚を捕食します。日中は海底から2メートルの範囲までが遊泳層となりますが、夜間は海面付近まで浮上し、エサを追います。

ボートコントロール

魚群探知機にてメバルらしき反応を見つけても、風や潮流の影響でボートが流れるので的中させるのは至難の業です。実際には上流側から仕掛けを降下させ、流れに乗せて仕掛けを送り込むことになります。その場合の注意点は船速で、ボートが速く流れてしまうと根掛かりが発生しやすくなるのと、メバル自体がエサに追い付けなくなるので船速は時速0.5ノット以下となるようにコントロールする必要があります(下図参照)。

ボートコントロール図解

釣り方

日中、ボートからメバルを狙う時の一般的な釣法は図示したような胴付き仕掛けを用います。メバルの遊泳層は海底から2メートルの範囲内であり、仕掛けをその範囲内にとどめる必要がありますが、メバルは上から落ちてくるエサに反射的に食い付くことが多いので、時折釣り竿をゆっくり上下させ、エサが上からゆっくり落下する状況を作り出す必要があります。アタリはブルブルといった感じで竿先に明確に伝わり、魚の方からハリに掛かるので大きく合わせる必要はなく、軽く竿を立て、リールを一定のペースで巻き上げればOKです。良型の場合には無理せずタモ網を用いて取り込みます。

タックルと仕掛け

タックルと仕掛け

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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