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第12回 イサキ

第12回目は、明確なアタリと小気味いい引きで、時には2尾、3尾とまとめて釣れ上がることもあるイサキです。

第12回目は、明確なアタリと小気味いい引きで、時には2尾、3尾とまとめて釣れ上がることもあるイサキです。 会報誌See Sea Style vol.31 [2020.10] 掲載 <構成/文:小野信昭>

魚について

イサキはこんな魚

東北地方以南の日本沿岸で、外洋に面した潮通しのいい根(岩礁)周りに多く分布し、群れで行動する魚です。均整のとれた魚体と食味の良さで人気の魚です。

生息場所とポイントの選定

1年中釣れますが、初夏から秋までが水深20メートル前後で狙えるので釣りやすく、水温が低くなる冬場は棲息する水深がやや深くなります。根の頂上付近に群れていることが多いので、魚群探知機では比較的探しやすい魚のひとつです。

ボートコントロール

イサキを狙う時は、コマセ(撒きエサ)を使って回遊するイサキをボートの近くに寄せると効率よく釣果を上げることができますが、そのためにはボートをアンカリングすることをお勧めします。コマセカゴからこぼれ出たコマセが潮に乗って潮下方向へ流れていきますが、アンカリングすることで一箇所からコマセを連続的に流すことが可能になるためです。アンカリングする位置は魚群探知機で発見した魚群の潮上側とするのが鉄則で、潮上側から流れてくるコマセを求め、イサキがどんどん潮上方向へ遡上し、ボートに近づいてきます。

ボートコントロール図解

釣り方

コマセカゴから流れ出るコマセと付けエサのタナを常に意識し、互いを同調させることがこの釣りのポイントとなります。魚群探知機に映し出されたイサキのタナ付近でコマセを振り出し、潮に乗って流れていくコマセの帯の中に付けエサを同調させます。アタリは竿先に明確に届くので、竿を軽く起こして合わせます。その時、少し待ち時間を作ってやるとさらにもう1つのハリにイサキを追加できるかもしれません。なお、30センチ級のイサキは引きが強く、リールのドラグを効かせたやり取りが必要になる場合もあります。そのような時は、ボートへの取り込み時も無理をせずタモ網を使った方が無難です。

タックルと仕掛け

タックルと仕掛け

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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