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第9回 サバ

第9回目は、サバ。昨今サバ缶詰が大人気となっていますが、せっかくボートに乗るならサバそのものを釣って食べてみようではありませんか。

第9回目は、サバ。昨今サバ缶詰が大人気となっていますが、せっかくボートに乗るならサバそのものを釣って食べてみようではありませんか。 会報誌See Sea Style vol.28 [2019.03] 掲載 <構成/文:小野信昭>

魚について

サバはこんな魚

サバは日本全域に分布するスズキ目サバ科の魚で、体型は前後に細長い紡錘形。体長50センチを超えるものも存在し、脂の乗った良型のサバは市場価格も上昇しますが、一般的には庶民の魚の代表格として古くから親しまれています。

生息場所とポイントの選定

群れで行動する魚で、エサとなるイワシ等の存在次第では、表層から水深300メートルを超える海底付近にまで回遊することもある遊泳層の広さが特徴の一つです。魚群探知機にも映りやすい魚なので、ポイントの絞り込みは比較的容易です。

ボートコントロール

様々な釣り方によって狙うことができますが、広範囲を回遊する魚なのでボートの真下にサバを足止めできるかが釣果を大きく左右します。コマセ(寄せエサ)を使った釣り方ではサバの回遊ルートの付近にボートを止めてポロポロとコマセを撒き続け、ボートの近くにサバの方から寄ってもらう状況を作ります。
一方、ルアー(疑似エサ)を用いるジギングという釣り方ではコマセを使わないので、サバの回遊に合わせて積極的にボートを移動する必要があります。魚探画面から魚群反応が途絶えないように群れを追い続けるか、あるいは海面近くを飛ぶウミドリの行動に合わせてボートを移動させ、魚群に近づく必要があります。

ボートコントロール図解

釣り方

コマセ釣りの場合には、ビシカゴから流れ出るコマセと仕掛けのハリに付けたエサを同調させる必要があり、常にそのことを意識してタナ取りをする必要があります。コマセの流れ方次第でサバのタナも変わるので魚探に映る魚群反応と、カゴの高さ、付けエサのタナを意識した釣りが求められます。
一方、コマセや付けエサを用いないジギングでは水深を幅広く探ることができるので、魚探に映る群れの付近を中心に幅広く探ることになります。ルアーに様々な動きを与えてヒットに持ち込みます。
なお、ヒットしたサバは特に海面付近では激しく横走りするので、モタモタしていると同乗者の仕掛けを巻き込んでしまうため、できるだけ速やかに魚を取り込むようにしましょう。良型がヒットした場合にはタモ網の使用をオススメします。

【コマセ釣り】
タックルと仕掛け

【コマセ釣り】タックルと仕掛け

【ジギング】
タックルと仕掛け

【ジギング】タックルと仕掛け

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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