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ヤマハマリンクラブ・シースタイル

第8回 ブリ

第8回目は、大きさによって呼び名が変わる出世魚でもあるブリです。引きが強いことからも人気のターゲットとなっています。

第8回目は、大きさによって呼び名が変わる出世魚でもあるブリです。引きが強いことからも人気のターゲットとなっています。 会報誌See Sea Style vol.27 [2018.10] 掲載 <構成/文:小野信昭>

魚について

ブリはこんな魚

ブリは北海道から沖縄まで分布するスズキ目アジ科の魚で、体型は前後に細長い紡錘形。体長1メートルを超えるものも存在し、わずか5年で80センチを超える成長の早さから出世魚の代表として知られています。

生息場所とポイントの選定

群れで行動する魚で、沿岸でイワシ類等の小魚や小型のイカ類を捕食しながら生活し、それらを求めて広範囲を回遊します。つまり、決まった水深付近に分布するのではなく、捕食するエサを求めて遊泳層が変わります。

ボートコントロール

様々な釣り方によって狙うことができますが、ここではルアー(疑似エサ)を用いるジギングという釣り方でのボートコントロールについて紹介します。魚群探知機でブリそのものの魚群反応を探すのはよほど好条件が揃わないと難しいので、ひとつの目安としてブリが好んで捕食するイワシ類を探すことでブリも近くにいると推測して狙ってみる、という作戦がオススメです。特にイワシの移動が速い時や海面付近で暴れている時がチャンスとなります。ボートはアンカーリングせず、そのイワシの移動に対応できるようにボートコントロールしながら釣るといいでしょう。

ボートコントロール図解

釣り方

ジグ(ルアー)を軽く投げ、そのまま海底付近にまでフォール(降下)させ、リトリーブ(巻き上げ)へ移行することになります。そのリトリーブではジグに様々な動きを与え、あたかも活きた小魚が居るかのように見せかけることが大切です。基本はリールのハンドルをジャカジャカ巻いてジグを海面へ向けて泳がせるアクションとなりますが、その他にもジャカジャカ巻きの途中でロッドを煽って様々なアクションをジグに与えることが有効なケースもあります。
いずれにしても使用するジグの形状や重さ、リトリーブの速さやロッドアクションによってジグの動きが変わるので、どのパターンにブリが反応するのかを探し出すことが釣果を伸ばすことに繋がります。なお、ヒットした魚を船内に取り込む際にはタモ網を使用するように心掛けましょう。

タックルと仕掛け

タックルと仕掛け

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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