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第7回 アマダイ

第7回目は、冬場に狙える人気ターゲットのアマダイです。一見、とぼけた顔立ちの魚ですが市場では高級魚として扱われています。

第7回目は、冬場に狙える人気ターゲットのアマダイです。一見、とぼけた顔立ちの魚ですが市場では高級魚として扱われています。 会報誌See Sea Style vol.26 [2018.03] 掲載 <構成/文:小野信昭>

魚について

アマダイはこんな魚

アマダイは関東南岸から西日本、日本海西部から釡山沖、東シナ海に生息し、60センチにも達するスズキ目アマダイ科の魚で、タイを細長くしたような体型で、色はタイと同じく美しいサクラ色をしています。

生息場所とポイントの選定

秋から早春までの期間が釣期で、水深30~150メートルの砂泥地に巣穴を掘って生息し、甲殻類や管虫類を捕食します。巣穴から出て泳ぎ回るとしても大して浮上せず海底からせいぜい2メートルの範囲までです。

ボートコントロール

前述したようにポイントの水深が30~150メートルと深いので、ボートはアンカリングせず、流しながらイトを垂らすいわゆる"流し釣り"が適しています。
シーアンカーやスパンカーを使うと安定した流し釣りが可能ですが、肝心なのは、流れるボートの速さであまり速いとアマダイはエサに追い付くことができなくなるので、船速は0.5ノット以下が必須となります。広範囲を流して好ポイントを探っていきますが、1尾釣れれば付近には必ず複数棲息しているのでGPS魚探のメモリー機能を使って釣れたポイントをマーキングし、繰り返しそのポイントを攻めることで追釣しやすくなります。

ボートコントロール図解

釣り方

仕掛け投入後にオモリを着底させたらイトフケを取り、1メートルほど巻き上げます。その位置を基本ポジションとしてゆっくり1メートルほど誘い上げ、次にスーッとサオを下げます。このとき、アマダイの目の前にエサをゆっくり落下させることをイメージしながら、このロッドアクションを繰り返し行っていきます。シャクリ上げる時にアタリがくることもあれば、シャクったサオを下ろす時にアタリがくることもあります。なお、このアクションを繰り返す間隔は、底潮の速さやアマダイの活性によっても変わってくるので当日のヒットパターンを掴むまでいろいろ変化を与えてみるといいでしょう。
アタリは明確なので、軽くサオを立ててハリ掛かりさせ、あとは一定のペースで巻き上げればOKです。

タックルと仕掛け

タックルと仕掛け

この記事は、会員制マリンクラブ(レンタルボート)Sea-Style会員様向けの会報誌に連載された内容を紹介するものです。

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